当事務所の解決事例5
1 事件の概要
ご依頼者様は、交差点の信号機が赤信号で、自車を停車しました。その後、青信号になったことから、発進して左折したところ、反対車線から右折してきた加害車両に衝突されて、自車が損傷した物損事案です。
当初、ご依頼者様は、加害者側の保険会社と交渉していましたが、ご依頼者様の過失は30%と主張されたことに納得できずに、当事務所にご相談に来られました。
2 解決まで
そこで、交渉段階から受任したところ、加害者側も弁護士委任をしたので、過失相殺を巡り交渉を続けましたが、加害者側が、ご依頼者様の過失を20%以上には譲歩しないとのことで、訴訟提起に至りました。
3 結果と当事務所のコメント
物損事故ということもあり、簡易裁判所に提訴しましたが、過失割合について話し合いの余地がなさそうであったことから、地方裁判所に移送されて、激しく争いました。特に、ご依頼者様との綿密な打ち合わせの上、充実した本人尋問が出来ました。
その結果、判決においては、ご依頼者様は無過失との結論が出ました。交差点における対向車同士の接触事故で、僅かな過失は認定される可能性もありましたが、訴訟戦術とご依頼者様の毅然とした態度が裁判官の無過失との判断を引き出したものといえます。
4 成果
対向車同士の接触事故で無過失の判決を勝ち取りました。